アンケートに必要な回答者数は、アンケートの目的やアンケート結果の信頼度をどの程度高めたいかによって異なります。 許容できる誤差範囲を小さくすればするほど、信頼度は高まります。
SurveyMonekyのサンプルサイズ計算システムを使用すると、アンケートに必要な回答者数(サンプルサイズ)を算出できます。
ヒント!回答者数を確実に確保する場合は、回答者を購入するという方法もあります。必要なサンプル数を提示していただければ、アンケートの対象者層にしたがって回答者を集めます。
サンプルサイズを算出するには、まず以下の情報を定義しておく必要があります。
アンケートに必要な回答者数を短時間で算出するには、当社のサンプルサイズ計算システムを使用します。 ご自身でサンプルサイズを計算する場合は、以下の公式を使用してください。
統計 | 説明 |
N | 人口サイズ |
e | 誤差範囲(小数点表記) |
z | 信頼度(Zスコア表記) |
p | パーセント値(小数点表記) |
以下の表は、信頼度を95%とした場合の誤算範囲別の推奨サンプルサイズです。推奨サンプルサイズの計算には上述の公式を使用しました。サンプルサイズを四捨五入して5または10にする場合もありました。正確な算出方法については、サンプルサイズ計算システムを使用してください。
人口サイズ | 誤差範囲別サンプルサイズ | 誤差範囲別サンプルサイズ | 誤差範囲別サンプルサイズ |
±3% | ±5% | ±10% | |
500 | 345 | 220 | 80 |
1,000 | 525 | 285 | 90 |
3,000 | 810 | 350 | 100 |
5,000 | 910 | 370 | 100 |
10,000 | 1,000 | 385 | 100 |
100,000+ | 1,100 | 400 | 100 |
登校日を増やすことに保護者が賛成かどうかを問うアンケートを実施するとします。
保護者の総数(人口サイズ)は1万人で、誤算範囲は±10%まで許容できるとします。 この場合、上の表を見ると、少なくとも100人の保護者からの回答が必要であることが分かります。
100人の保護者のうちの70%が登校日を増やすことに賛成しているなら、 全保護者1万人のうちの60%から80%が登校日を増やすことに賛成していると推測できます。
アンケートの配信先数を決める際に重要になるのが回答率です。 回答率が高ければ、アンケートの配信先数は少なくて済みます。
たとえば、アンケートに必要なサンプル数が100人で、アンケートを案内した人のうち25%が実際にアンケートに回答してくれると予測するなら、必要な配信先数は400人となります。
回答率を基に必要な配信先数を算出するには、以下の数式を使用します。
必要な回答者
アンケートの回答に必要な人数を選ぶ
÷ 回答率
予想回答率で割る(.25を使用する場合は25%に25を使用する。ステップ3をスキップする)
x 100
次に、100を掛ける(ステップ2で小数に対してパーセンテージを使用するため)