ブロックのランダム化
ブロックのランダム化を使用すると、アンケートのページをブロックにまとめ、ブロックを順送りしたり、逆転したり、ランダムに表示させたりするロジックを追加できます。ロジックを1つのブロック内のページに追加することもできます。これにより、アンケートに生じるバイアスを最小限に抑えることができます。
ブロックのランダム化を使用するには
ヒント!最後にロジックを追加して終了です。ブロックを作成し、ロジックを適用する前に、すべての質問とページをアンケートデザインに追加します。
ブロックとはアンケート内の連続したページのグループを意味します。アンケート内で作成できるブロック数は最大300個です。
ブロックを作成するには
ブロック名は、ブロックに含まれるページの範囲を示します。たとえば、アンケートのページ4、ページ5、ページ6、およびページ7を含むブロックの名前は「ブロック: P4-P7」になります。
ヒント! ページは一度に1つのブロックのみに属することができます。複数のブロックで同じページを使用するには、別のブロックで使用するページのコピーを作成することができます。
ブロックを編集するには
ブロック、またはブロック内のページが回答者に表示される順序を制御するように、ブロックロジックを追加することができます。ブロックロジックを追加する方法は2種類あります。
ブロックロジック | 説明 |
複数のブロック全体 | ランダム化ロジックをブロック自体またはブロックのサブセットに適用します。 回答者に表示されるブロック数に制限を設けることもできます。 |
1つのブロック内 | ランダム化ロジックを1つのブロック内のページに適用します。 |
両方の種類のブロックロジックをアンケートに適用できます。
ブロックのランダム化はコンセプトテストで一般に用いられます。3つの異なる広告をテストしているとします。広告ごとに3つのページブロックをそれぞれ作成する必要があります。
各回答者に3つのすべてのブロックをランダムに表示するには、アンケート内のすべてのブロックをランダム化するようにロジックを追加します。全回答者には、最初にページ1、最後にページ8が表示されます。ブロックはランダムに表示されます。
各回答者にランダムブロックを1つだけ表示するには、最初にアンケート内のすべてのブロックをランダム化するようにロジックを追加します。次に、表示するブロック数を1に制限します。回答者にはページ1、次にブロック1、ブロック2、またはブロック3から選択したランダムブロックが1つ、そしてページ8が表示されます。
ロジックオプション | ブロックのランダム化での動作 |
スキップロジック | 質問のスキップロジックまたはページのスキップロジックを使用して、回答者をブロックの外に送り、アンケートの最後、対象外ページ、またはアンケートの先のページにスキップさせることができます。ただし、対象ページがブロックに属していないか、ページのランダム化が適用されていなければなりません。 |
高度な分岐 | 高度な分岐を使用して、回答者をブロックの外に送り、アンケート内で次に使用できるブロックにスキップさせることができます。 |
ページのランダム化 | ページのランダム化をブロック内に含まれているページに適用することはできません。そのロジックオプションはブロック内のページには使用できません。代わりに、ブロックのランダム化機能を使って、1つのブロック内のページをランダム化させ、同じ結果を得ることができます。 |
質問のランダム化 | 質問のランダム化をブロック内のページに適用できます。 |
ブロックのランダム化を使ってアンケートを送信する場合は、アンケート結果をXLS形式でエクスポートすることで、各回答者にアンケート内のページが表示された順番を確認できます。
回答者ごとにページの順番をエクスポートするには
PageOrder.xlsスプレッドシートの列Aには回答者IDが含まれており、アンケート結果を含んだスプレッドシートの回答者IDと照合することができます。
B列には回答者に表示されたアンケートの最初のページのページ番号が入力されており、C列には回答者に表示されたアンケートの2番目のページのページ番号が入力されているという具合です。