質問と回答のパイピング
質問と回答のパイピング機能を使えば、回答者の回答を後出の質問に挿入することができます。
質問と回答のパイピング機能は、高度なパイピングに関連しています。これは、より高度な機能を発揮し、前の質問への回答のほか、カスタム変数や連絡先からのカスタムデータをアンケートに挿入することができます。
たとえば、質問と回答のパイピングを使用してアンケートを設定する方法は次のとおりです。
ページ1、Q1:単一テキストボックス
現在、どの都市に住んでいますか?
ページ2、Q2:マトリックス/評価スケール
{{Q1}}の以下の点にどの程度満足していますか?
公共交通機関
安全性
教育
住宅費
アンケート回答者がQ1に対して「ニューヨーク」と入力すると、それ以降の質問では「ニューヨーク」が{{ Q1 }}に代入されます。その特定の回答者に対し、Q2には「ニューヨークの以下の点について、あなたの満足度を教えてください。」という質問が表示されます。
パイピングを追加するには、送信者の質問と1つ以上の受信者の質問を後のページに追加する必要があります。送信者の質問とは、アンケートでその後の受信者の質問に回答を挿入する質問です。アンケートでは、送信者の質問からの同じ回答を最大4回までパイピングできます。
パイピング機能は、アンケート回答者が次のページへ移動するために[次へ]をクリックすると動作するため、受け側の質問とそれを受ける送り側の質問を同じページに置くことはできません。
パイピングは、アンケートの作成が完了した後に追加してください。 質問の追加によって元の質問番号が変わってしまった場合、パイピングは自動更新されません。
回答をパイピングするには、次の手順で操作します。
アンケート回答者がアンケートに回答すると、括弧の部分がその回答に置き換わります。
ページのランダム化が送り手側の質問を含んだページ、または受け側の質問を含んだページに適用されている場合、質問と回答のパイピング機能はサポートされていません。
エラーが発生したためにパイピングを使って質問を保存できない場合は、対象ページからページのランダム化を解除するか、パイピングを質問から削除します。
先送りされた「その他」の回答の選択肢にパイピングを適用すると、動作しない場合があります。
アンケートを配信する前にアンケートのデザインをプレビューをして、アンケート回答者の画面にアンケートがどのように表示されるかを確認しましょう。
アンケート回答者がパイピングの元となる質問に回答しなかった場合、受け側の質問に括弧の部分は表示されず、空白になります。文章が未完全な形にならないようにするには、元となる質問を回答必須に設定します。
[集計結果の分析]セクションでは、[アンケートの作成]セクションと同じように、パイピングされた回答が括弧内のテンプレートとして表示されます。例:「{{ Q1 }}の以下の点にどの程度満足していますか?
アンケート回答者には、よりパーソナライズされた利用体験を目的にアンケートに回答するときに、パイピングされたテキストが表示されます。
質問と回答で結果をフィルタリングし、パイピングされた回答がアンケート回答者の他の回答とどのように関連しているかを確認できます。