星による評価の質問を使うと、星、ハート、親指、スマイリーなどの視覚的尺度で回答者に文章を評価してもらうことができます。 尺度の各アイコンに加重が割り当てられているため、加重平均が集計結果の分析セクションで計算されます。
星による評価の質問を設定するには、次の手順で操作します。
［編集］タブでは、星による評価の質問に固有の以下の設定を調整できます。
設定 | 説明 |
| スケール | スケールに表示されるアイコンの数値。 既定ではスケールは5に設定されていますが、2～10の任意の数値を選択できます。 |
| 形状 | スケール内に表示されるアイコン。星、スマイリー、ハート、親指から選択できます。 |
| 評価ラベル | スケール上の任意のアイテムにオプションのテキストラベルを入力できます。 これらのラベルは各アイコンの真上に表示されます。 |
| 加重 | 各回答の選択肢に適用する加重を変します。加重を変更すると、集計結果の分析セクションでの加重平均の計算方法が変わります。 既定では、星1個の評価には1の加重、星2個の評価には2の加重...という具合に加重が割り当てられています。 |
| 該当なしカラム | 回答者に質問が適用されないことを選択するオプションが与えられます。N/A列の追加は、その質問が必須の場合は特に重要です。質問が自分に当てはまらない場合、回答者がN/Aを選択することによってアンケートに最後まで回答できるようにする必要があるからです。該当なし（N/A）のオプションを選択した回答者の回答は、加重平均の算出には計上されません。 |
色のドロップダウンを使用して、アイコンを黄色、緑色、赤色、または黒色に変更します。
アイコン間の余白を詰めるには、オプションタブで質問の幅を変更します。 ただし質問の幅設定は、すべてのデバイスでのアンケートに適用されるため、たとえば質問を50%幅に設定すると、モバイルデバイスでもアンケートの幅が50%を占めるようになり、アイコンがぎっしり詰まって表示される可能性もあることを念頭に置いてください。
［編集］、［オプション］、［ロジック］タブでは、以下のように質問にさらなるカスタマイズを加えることができます。
アンケートを配信する前にプレビューをして、回答者の画面にアンケートがどのように表示されるかを確認しましょう。
質問の回答方法は簡単です。たとえば、4つ星評価を与えたい場合、回答者が4番目の星をクリックして選択すると、4つ星評価になります。 1番目、2番目、3番目、4番目の星に色が付き、回答は選択した星に割り当てられている加重に従って記録されます。
星半分の評価を付けることはできません。
ヒント！アンケートを招待メールで送る場合は、回答者がワンクリックで回答できるように、メールに星による評価の質問を埋め込むことができます。
既定では、回答者が与えた星による平均評価を反映するものとして、加重平均が棒グラフに表示されます。 この平均は、マトリックス/評価スケールの質問の加重平均を計算するときと同じ公式を使用してこの平均を計算します。詳細については、マトリックス/評価スケールの質問の記事の「結果を分析する」を参照してください。
何人が1つ星を選択し、何人が2つ星を選択したかなどを確認したい場合は、グラフの深さ設定を分布に変更してください。 こうすると、回答の選択肢全体における回答の分布がグラフ表示されます。
星による評価の質問に使う分散グラフでは、評価ラベルをアンケートでどのように使うかによって、ラベル表示は異なります。
加重平均グラフの軸のスケールが、星による評価の質問のスケールと自動的に一致しない場合があります。 グラフのスケールを変更するには、グラフの表示オプションで最低値と最高値を調整します。 たとえば、星による評価の質問で5つ星評価のスケールを使用している場合、最高値を5に変更してスケールが合うようにします。