ランク付けの質問
ランク付けの質問では、回答者に選択肢を比較して順位付けをするよう求めます。収集結果の分析では各回答選択肢のランク付け平均が計算され、最も順位が高い回答選択肢を素早く評価することができます。
この質問タイプを追加するには
ヒント!ランク付けの選択肢数は5つぐらいに絞りましょう。あまりにも多くのアイテムの比較やランク付けを尋ねられても、回答者は混乱してしまいます。
[編集]タブで「該当なし」列を追加するように選択し、ラベルをカスタマイズすることができます。ランク付けの質問に該当なしのオプションを追加すると、各行の終わりに該当なしのチェックボックスが追加されます。回答者が「該当なし」のチェックボックスを選択すると、その行はグレー表示となり、その回答者の評価順位から除外されます。
たとえ最低の順位であっても、回答者に必ず当てはまることが重要です。ランクを付ける項目が自分には当てはまらない場合に選択できる「該当なし」のオプションがないと、必ずその項目にもランクを付けなければならないため、データが正確でなくなる場合があります。
アンケートを配信する前にプレビューをして、回答者の画面にアンケートがどのように表示されるかを確認しましょう。回答者は、回答の選択肢を優劣順にドラッグ&ドロップできます。該当なしオプションが有効な場合、ドロップダウンを使用してランク付けすることもできます。
ランク付けの質問では、各回答の選択肢のランク付け平均値を算出するため、総体的にどの選択肢が最も支持されたかが分かります。最もランク付け平均値が高かった選択肢が最も支持された選択肢ということになります。
ランク付け平均は、次のように計算されます。
w = ランク位置による加重値
x = 回答の選択肢の回答数
1w1 + x2w2 + x3w3 ... xnwn
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合計回答数
加重は反対に適用されます。つまり、回答者が最も支持した選択肢(ランク1)に最も大きな加重がかけられ、最も支持の低かった選択肢(最後のランク)に1が加重されます。このデフォルトの加重は変更できません。
たとえば、回答選択肢が5つあった場合、加重は以下のように適用されます。
このように加重を適用することで、データをグラフ化したときにどの選択肢が最も支持されたかが明確になります。
ランク付けの質問においてN/A列を使用するオプションを選択した場合、N/Aの回答はランク付け平均値にカウントされません。
奥行き表示オプションを使用すると、以下を選択することができます。
使用できるグラフのタイプは質問タイプや設定している表示オプションにより異なります。詳細:カスタムグラフとデータテーブル