先送り
[回答の先送り]は、回答者の選択内容に従って、ある質問の回答選択肢を別の質問に送ります。回答者が選択した選択肢をすべて先送りすることもできれば、回答者が選択しなかった選択肢をすべて先送りすることもできます。この機能により、幅広い質問から、回答者との関連が高い具体的な質問、つまり調査への貢献度が高い質問へと進むことができます。
[回答の先送り]を使用するには、送り手側の質問を追加し、後のページに受け手側の質問を追加します。回答の先送り機能は、回答者が次のページへ移動するために[次へ]をクリックしたときに動作するため、送り手側の質問と同じページにある質問を受け手にすることはできません。
回答の選択肢を受け手側の質問に先送りするには
先送りした選択肢は、既存の回答選択肢の後に追加されます。
受け手側の質問の回答選択肢を非表示にするには、選択肢の隣にある[d]をクリックします。非表示にした回答選択肢は、回答者が送り手側の質問にどのように答えたかとは無関係に、常に非表示となります。
回答の先送りロジックを追加した場合、[アンケートの作成]セクションに矢印が表示されます。これらのアイコンは、アンケートの回答者には見えません。
回答の先送りロジックが適用されている質問は、移動しないようにしてください。移動すると、予期せぬ動作が生じる可能性があります。
マトリックス/評価スケールの質問から回答選択肢を先送りする場合、列選択肢に従って選択肢を絞り込むことができます。
たとえば、送り手側が、各行選択肢を「全くそう思わない」から「非常にそう思う」までのスケールで評価してもらう質問だとします。回答者が選択した列に従って、先送りする行選択肢を絞り込むことができます。通常、列選択肢はランク付けまたは評価を表します。ここで、受け手側の質問の構成例をご紹介しましょう。
列選択肢の選択内容に基づいて行選択肢を絞り込むことはできますが、列選択肢自体を先送りすることはできません。
アンケートを配信する前にプレビューをして、回答者の画面にアンケートがどのように表示されるかを確認しましょう。
アンケートは、回答選択肢が1つもない受け手側質問をスマートに処理します。
アンケートの[集計結果の分析]セクションでは、先送りされた回答も、他の回答選択肢と同様に扱われます。受け手側質問に先送りされた回答選択肢は、すべてグラフやデータテーブル、エクスポートに含まれます。先送りされた回答選択肢に基づいてルールを作成することも可能です。